LEPC
一般社団法人
低炭素エネルギー技術事業組合
の低炭素機器導入事業の
一次公募の結果が発表された。
これは
CO2削減ポテンシャル診断
を受診された事業所のみが
チャレンジできる補助金である。
診断事業は、
基本的に一企業3事業所まで
(昨年は5事業所)応募でき
ほぼ確実に採択される。
しかし、
設備導入の補助金である
低炭素機器導入事業の方は
そんなに簡単には採択されない。
今回は
応募件数56件で採択は39件
採択率 約70%
一見、
採択率が高いように感じられるが
これは、昨年の採択実績で
CO2削減率30%以上でないと
採択されない
という事実が知られているため
削減率が小さい案件は応募されない
という背景があるためだ。
CO2削減率を
全体の30%以上にするためには
自家消費するための再エネ設備の導入
が必須であると思われる。
LEDやエアコンだけの更新では
30%削減は難しい。
審査項目は
となっており、
点数の高い順に機械的に採択される。
となると、
CO2削減量
が最も大きなウェイトを占めているので
規模の大きな施設が有利
費用対効果の面でも小規模施設は
不利になる。
加点項目についても
燃料転換対策
再生可能エネルギー導入
電力切替
が20点となっており、
どれか一つは満たしておくことが必要だ。
最も簡単なのは
CO2排出係数ゼロの電力会社に切り替えることだ。

