中小企業等の省エネ・生産性革命とエネ合補助金の最大の相違点 morishita 2016 年 10 月 4 日 2016 年 10 月 4 日 中小企業等の省エネ・生産性革命とエネ合補助金の最大の相違点 へのコメントはまだありません 今日は10月4日で天使の日 テレビのニュースによると 平成28年度第二次補正予算案が 今日にも衆議院を通過するようだ。 中小企業にとっては、 ものづくり補助金が 一番の注目 といっても、 平成27年度補正の 省エネ補助金である 中小企業等の 省エネ・生産性革命 投資促進事業費補助金 の4次公募も始まっている。 既に、いくつか問い合わせを 頂いております。 ありがとうございます。 この補助金は、 エネルギー合理化補助金の 簡易版と言われているが 根本的に異なる点がある。 それは、 エネ合補助金が 最初に、参考見積りを提出して、 採択後に、改めて3社見積もりを行い 受注業者を決定するのに対して、 生産革命は 最初に3社見積もりを 用意して、申請する。 そのため、 申請時には、 受注する業者が決まってしまう。 基本的に、採択されてから、 業者を変更することはしない。 もちろん、 契約は採択後だ。 この仕組みは メーカーや工務店には 有利であるが 施主にとっては、 補助金に採択されたら 値交渉の余地がない。 この点が この補助金に 申請者が乗り切れない 理由の一つかもしれない。 なにより、 SIIの対応が固くなって、 問合せや修正依頼を すべて、 施主である申請者に行う。 制度上は、 メーカーや工務店が 代理申請することは 想定していない。 補助金は税金を使う 公共事業と同じだから 発注が恣意的であっては いけないのだ。 現実には、 中小企業の社長が いつもSIIの電話に 対応できるわけもなく そのため我々は、 エネルギーコンサルタントが 本業ですから、 クライアント企業の エネルギーマネジメント担当の 出向社員として対応する場合もある。 当然、現場を知らなければ その対応もすることはできない。 だから、 クルマで3時間以内で行ける 範囲の仕事しか受けないのだ。