朝一から、
クライアントの融資元の金融機関と
省エネ補助金の打合せ。
超大型案件の
省エネ設備更新の
補助金申請のための
協力をお願いする。
補助金が出ると、
融資が減って利息が減ると
思われとりゃーせんじゃろか。
その後は、
弊社のパートナーである
エネルギーコンサルタントの三宅氏と
エネルギーデータ収集システム
のマーケティング方法について、
ミーティング。
標題のBEMSとは
エネルギーデータを自動収集して
制御するシステムで、
簡易なものでも1,000万円以上
三宅氏の開発した
エネルギーデータ収集システムは、
さまざまなアナログデータを
バーコードリーダーで読み取って、
デジタル化して分析する。
省エネのための
運転管理には、
長期のデータを
毎日取ることが大切。
空調機器や
熱源機器(ボイラーや給湯設備)は
メンテナンスを怠ると、
だんだん性能が落ちてくる。
買ったときのカタログの性能を
維持できているか、
日々のデータを時系列で
見ると良くわかる。
エネルギー効率が落ちている場合は、
何らかの対策が必要だ。
グリーンテクノロジーのグリモニは
電力データを取引メーターから読み込んで、
自動的にグラフを作る。
しかし、
燃料や冷温水の流量、温度などの
アナログデータを読み込むことは
できなかった。
ビル管理には
もともと、
設備機器のデータを運転日記に
記載する業務があるので、
この秘密兵器(ハンディターミナル)で、
デジタルで記録することにより、
省エネに繋げることができる。
なにぶん、
ハードではなく、
「仕組み」を売るものだから、
マーケティングが難しい。
やれば、
必ず効果があることは判るが、
その費用対効果が
事前にはわからない。
普及させるためには、
ユーザーにメリットが判る資料を
作る必要があるだろう。