今年度の省エネ診断の仕事はほぼ完了、
後は執行機関からの連絡を待つだけだ。
今年はグリーンテクノロジーの社員以外にも
外部の専門家の協力も得て
合計18か所の事業所の省エネ診断を行った。
私は、都合がつく限り、
どこかの現場に同行したので
非常に忙しい日々を送ってしまった。
グリーンテクノロジーは、
私を含め3人の技術士と
外部の有資格者8名の協力も得ている。
これまでの経験を生かして
次年度は
30か所の診断を目標にがんばりたい。
CO2削減ポテンシャル診断の責任者の要件
【資格要件】(ア)~(ク)の資格のいずれかの資格を所持している者
(ア) エネルギー管理士(旧資格にあっては熱または電気の資格保持者)
(イ) 一級建築士
(ウ) 建築設備士
(エ) 技術士(建設、電気電子、機械、衛生工学、環境)
(オ) 第1、2、3種電気主任技術者
(カ) エネルギー診断プロフェッショナル
(キ) ビル省エネ診断技術者
(ク) 第一種エコチューニング技術者(第二種は含まない)【経験要件】
過去に事業所を対象としたCO2削減ポテンシャル診断や省エネ診断等を3事業所以上行った経験のある者。
環境省のCO2削減ポテンシャル診断の場合は
基本的に、診断機関が受診希望の事業所を
探さなければならない。
中小企業が省エネ診断を
受診するメリットは何か?
まず第一は
エネルギーコストの削減である。
毎月の無駄な経費を削減することは、
経営者にとって最も重要だ。
そのためには、計測器を設置し
エネルギー使用の時間変化を見える化し
無駄な電気を使っていないか調べる。
次に設備更新のための
エネルギー設備の健康診断
所有している設備がどの程度経年劣化しているか?
スペック通りの性能が出ているか?
施設の規模に対して適切かどうか?
などについて調べる。
グリーンテクノロジーは
省エネ診断で課題を発見するだけでなく
その対策についてもフォローさせていただく。
医者が病気を見つけても
治療しなければ意味がない。
同様に、
省エネ診断の課題を解決しなければ
意味がない。
中小企業のエネルギー戦略は
コスト競争時代を生き抜く基本
また
CO2削減の取り組みは
社会貢献の第一歩
である。