2020年東京五輪は「水素社会」の見本市に、
政府が技術課題解決に本腰
という見出しのニュースがあった。
東京オリンピックが博覧会になるようだ。
水素技術は、エネルギーを貯める技術であり、
エネルギーを作る技術ではない。
水素は、電気と同じ二次エネルギーであり、
それを作るために、別のエネルギー源が必要になる。
水素を作るために、化石燃料を使えば、
その段階でエネルギーロスもあり、CO2も排出する。
それなのに、
どうして、
国は水素技術に固執しているのか?
化石燃料は炭素すなわち、
C
を燃やすため
CO2
が排出される。
しかし、水素
H
を燃やすと、
H2O
水しか出ない。
それが最大の理由である。
水素の特性が、
日本の基幹産業である自動車産業の将来にとって
最大のメリットになる。
しかし、
教科書通り勉強する真面目な技術者なら、
水素技術の課題や水素社会の問題点を10以上掲げて、
不可能だと断言するだろう。
それでも、なぜ、日本が水素に突き進むのか、
それは、
夢があるからだ。
資源のない国、
日本がエネルギーを自由に使えるようになる。
そうなれば、戦争のない社会が訪れる。
先の戦争の原因も、
究極的にはエネルギーの奪い合いであった。
エネルギーを自前で創ることができれば、
日本が自立できる。
再生可能エネルギーで自給できれば、
地球温暖化の問題もクリアできる。
水素社会には、夢がある。
そして、夢を語る人が未来を創る。
九州経済産業局からフォーラムの案内が来ていました。
10年後のビジネスモデルを考えましょう。
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フォーラム案内 「九州水素・燃料電池フォーラム」を開催します
http://www.kyushu.meti.go.jp/press/1512/151210_1.html
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九州経済産業局他は水素・燃料電池分野に関する最新の情報提供などを目的としてフォーラムを開催します。
本フォーラムでは、九州大学の佐々木主幹教授・センター長による基調講演、燃料電池自動車メーカーからの情報発信等に加え、ビジネスマッチング等を目的とした専門セミナー等を開催します。
パネル展示や参加者同士の名刺交換会も行いますのでぜひご参加下さい。
日時:平成28年1月28日(木)13:00~18:30
場所:電気ビル 共創館(福岡市中央区渡辺通2丁目1-82)みらいホール他
主催:九州経済産業局、一般社団法人 九州経済連合会、一般財団法人 九州地域産業活性化センター、公益財団法人 九州経済調査協会
定員:350名
申し込み方法:次のアドレスにある申し込み書をメール又はFAXにて送信
http://www.kyushu.meti.go.jp/press/1512/151210_1.html
締め切り:平成28年1月14日(木)
参加費:無料(但し、第3部は有料)
講演内容:
【第1部】
基調講演1 「水素社会の実現に向けたエネルギー政策」資源エネルギー庁 片山室長補佐
基調講演2 「九州発の水素社会」九州大学 佐々木主幹教授
【第2部】
●水素関連情報発信:みらいホール(4階)
□ 講演1 「水素活用型EMS(HydREAMS)の取組みについて」デロイトトーマツコンサルティング 庵原シニアマネージャ
□ 講演2 「東芝における再エネ由来水素の利活用の取組み」東芝 大田統括部長
□ 講演3 「エアープロダクツによる最近の水素インフラ事業展開について」エアープロダクツジャパン 重清マネージャ
□ 講演4 「水素社会に向けたHondaの取り組み」本田技研工業 笹木主任
●専門セミナー: カンファレンスB(3階)
□ セミナー1 「JSTにおける企業向け産学連携支援制度紹介」JST 山村係長
□ セミナー2 「ナノカーボンを素材とする革新的次世代燃料電池の開発」九州大学 中嶋教授
□ セミナー3 「250kW級SOFC-MGTハイブリッドシステムの機器構成」三菱日立パワーシステムズ 入江主任
□ セミナー4 「高砂熱学における水素利活用技術の開発状況について」高砂熱学工業 加藤主査
□ セミナー5 「水素エネルギー社会に向けた取り組みと課題」日本エア・リキード 那須部長
【第3部】 懇親会・名刺交換会:ホワイエ(4階)
□ 懇親会・名刺交換会 (参加費:2,000円/人を予定)
<フォーラムに関するお問い合わせ>
九州経済産業局 エネルギー対策課
電話:092-482-5473
<フォーラムへの参加申し込み>
(公財)九州経済調査協会
電話:092-721-4905 FAX:092-721-4904
E-mail:miyazaki@kerc.or.jp