電力業界に真のイノベーションをもたらす技術とは

電力自由化で
登録小売電気事業者の数は

平成28年12月12日現在

計372事業者

これだけの数が新規参入している。

しかし、
これは小売りという部門のみ。

新電力のほとんどが、
既存の電力会社から
電気を買って売るだけの商売だ。

電力事業は、
発電、送電、配電、小売り
の四つの部門がある。

日本の電力システムの問題は
3.11で明らかになったように
送電システムにある。

東日本と西日本では
電気の周波数が異なり
電気を融通する事ができない。

そのため、
東京で電気不足になっていても
西日本の電気を
融通する事が出来なかった。

九州や北海道では、
再生可能エネルギーの
ポテンシャルがまだまだあるが、

地域内需要の制約があって、
これ以上増やす事ができない。

送電と配電の事業は、
今後も地域独占が続くとすれば、

この問題を根本的に
解決する事はできない。

日本の電力業界に
真のイノベーションをもたらすのは、

送電と配電の
全く新しい技術を開発することだ。

コンピュータの世界では、
日進月歩で様々なデバイスが
新しいコネクタで接続されいる

それに対して、

電気のコンセントは
100年前から
全く同じカタチ

そこに革命を
起こすことが必要だ

USBケーブルのように
電力と情報を一体化する事は
出来ないだろうか

途上国では
PLCの技術で
電線をインターネット接続にも
活用している。

配電と送電のイノベーションこそ
日本の電力システムに革命を起こす。

例えば、
新幹線の路線を送電に使うとか
高速道路を送電線にしてしまうとか

アイデアはあるけど、
利権が分散しすぎて、
壁が高すぎるね。

 

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