昨日、友人から電話をもらった
ある社労士事務所から話があり、
あなたの会社は
60万円の助成金を貰える。
その手続きをするので、
報酬として50%の30万円を頂く。
と言われたそうだ。
厚生労働省の雇用関係の
助成金のことだと思われる。
おそらくこれ
両立支援等助成金
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/8-3.pdf
助成金と補助金は
呼び方が違うだけで同じようなもの。
国は、雇用対策で
様々な助成金を出している。
それらは、要件を満たし、
必要な書類を役所に提出すれば、
必ず貰えるお金だ。
ただし、要件に違反すると
ペナルティがある。
わかりやすい例では、
雇った人を
会社都合で解雇することができない。
それにしても、
助成金の50%を取るとは
ボッタクリもいいところだ。
一応、厚生労働省のHPにこんなのがある。
「雇用関係助成金」検索表
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/kensaku_hyou/
中小零細企業の経営者は
こんなことまで、チェックできない。
社労士の先生と顧問契約していれば
いろいろ手続きしてくれると思われる。
社会保険や雇用保険がこんなに高いのだから
助成金も利用するのが当然でしょう。
グリーンテクノロジーは
環境技術のコンサルタントなので、
専門外のこの分野にはタッチしていない。
最近隆盛のマッサージ業界のなかには、
この助成金を目的に人を雇う会社もあり、
助成金が目的化しかねない。
しかし、人を雇うことは
設備投資をするよりも、
慎重に計画を立てなければならない。
中小企業が生き残るには、
人材が全てと言ってもいいからだ。
省エネ設備投資も
補助金がもらえるからやる
のではなく、
省エネでエネルギーコストを削減し、
CO2削減に貢献し、会社を強くする
という目的のために補助金を利用する
というスタンスで挑みたい。