今年は、熊本地震の関係で
既に第一次補正予算が組まれたが、
早々に、
第二次補正予算の概要が発表されている。
中小零細企業向けの補助金の目玉は
ものづくり補助金
この補助金は、
製造業が生産機械を新たに導入して、
生産性を上げることを狙っている。
このため、
事業計画の提出や
従業員の給与アップを約束した
事業者が優先されるというルールがあった。
ことしは、
それに認定制度も加わるようだ。
サービス業も対象なので、
例えば、
エステの機械を導入して付加価値を上げることや
飲食店が、
ジェラードの機械を導入するなどもアリだろう。
何かモノを買って、
売上げを上げる話
であれば、申請書を書くのも簡単だ。
すでに、数年にわたって、実施されているので、
1,000万円を五回ももらったという事業者もいる。
また、昨年から、
特定の条件で、上限が3,000万円に上げられた。
この補助金とセットで営業して、
レーザー加工機を売りまくっている商社もあるらしい。
買った会社から、
商社が申請書も全部準備してくれたと聞いた。
自動車などの大手の系列などは、
情報が入りやすいので、
抜け目なくゲットしているようだ。
しかし、昨年の説明会では、
多くの同じ文章が見受けれたので、
同じ内容の文書では
革新的とは見なさない。
という説明があったが、
果たしてどうなったのか?
いずれにしても、
年内には公募が始まる勢いなので、
いまから、
設備投資の計画を
立てておく事が望ましい。
なお、例のごとく、
経産省からの直接の補助ではなく
間接的に行なわれるので、
執行団体が決まればすぐに公募が始まる。
1,500万円の機械を買ったら、
補助金が1,000万円もらえるというイメージだ。
なお、補助金は領収書と引き換えなので、
事前に自己資金が必要なことに気をつけてほしい。
ソフトウェアも対象なようなので、
弊社でも、
データベースプログラムを自動作成するシステムを
200万円ぐらいで導入したいと思っている。
この場合は、補助金は130万円ぐらいか(泣く)
この補助金も、
なかなか自力では難しいので、
グリーンテクノロジーも
顧問先の申請のお手伝いをしているが、
だいたい15%程度の成功報酬を頂いている。
【地域未来投資促進事業】(補正予算案額 1001.3億円)
【地域未来投資促進事業】PR資料
1.革新的ものづくり・商業・サービス開発支援事業
・中小企業者等が第四次産業革命に向けて、IoT・ビッグデータ・AI・ロボットを活用する革新的ものづくり・商業・サービス開発を支援。
(補助上限:3000万円、補助率:2/3)
・中小企業者等のうち経営力向上に資する革新的ものづくり・商業・サービス開発を支援。
(補助上限:1000万円・500万円、補助率:2/3)
※雇用・賃金を増やす計画に基づく取組については、補助上限を倍増
※最低賃金引上げの影響を受ける場合は補助上限を更に1.5倍
(上記と併せ補助上限は3倍)