水素社会を実現するアイデア 福岡水素エネルギー戦略会議とは

金曜日から福岡に来ている。

ラジオを聴いているとトヨタのCMで

トヨタはガソリンに変わる次のエネルギーに水素を選びました。
福岡で水素社会の構築に取り組んでいます。

というCMが流れていた。

福岡県および福岡市は

構造改革特別区域で九州大学を中心にして

福岡水素利用技術
研究開発特区

に指定されている。

県の役割は、
今やほとんどなくなっていて、
住民に関係するのは県立高校ぐらいだ。

しかし、
この水素特区は、
商業の福岡市と工業の北九市を結びつける
取り組みで福岡県が音頭を取っている。

FCV初期市場創出に向けた福岡県の取組より

FCV初期市場創出に向けた福岡県の取組より

福岡においては、水素関連企業、九州大学、福岡県、福岡市等の産学官連携による 「福岡水素エネルギー戦略会議」を中核として、安全で環境にやさしい水素エネルギ ー社会の実現を先導する地域の形成を図るとともに、裾野が広い水素関連産業の創出 を目指している。 当該特区の区域は、福岡水素エネルギー戦略会議において水素利用技術研究開発の 中心的な役割を担っている九州大学のキャンパスであり、研究開発の拠点となる。

 

学会で九州大学を訪ねた時も
ミライが構内に停めてあった。

%e3%83%9f%e3%83%a9%e3%82%a4

水素自動車のタクシーにも
補助金を出している。

環境省にも
水素ステーションの補助金がある。

果たして、
水素社会が来るのだろうか?

水素についての技術的な本を読むと、
ほとんど絶望的な話しか書いていない。

政治家とは違い、夢を語ることはできない。

水素は、自然界には存在しない。

通常は化石燃料から生成されるので、
電気と同じで、

使うときは
CO2を出さないが

作るときに
CO2を大量に出す。

だから、
クリーンエネルギーといっても
それはインチキなメッセージだ。

しかし、電気と違うのは
簡単にためておくことができる。

バッテリーと違って
長期保存しても劣化しない。

水素の製造に
再生可能エネルギーを使うことが来出れば
真のクリーンエネルギーだ。

エネルギー効率の課題は
これからの研究にゆだねよう

水素のもう一つの問題は
分子が最小なので、

従来のガス管は使えない。

だから、
プロパンガスのように運べばいい。

プロパンガス

プロパンガス

水素は燃料電池で必要な時に
熱と電気を作ることができる。

水素ボンベを需要家に
届けるシステムが構築されると

従来の高圧の送電線や
ガスの配管は全く必要なくなる。

水素社会の構築とは
従来の電力会社やガス会社が
無力になる社会だ。

おそらく、
全力でネガティブキャンペーンが
行われるだろう。

戦略会議でも抵抗勢力になるだろう。

電力会社は原発の使い道に
考えているかもしれませんが

それでも、
宇宙に無限にある水素は
人類の次のエネルギーになることは間違いない。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です