いま話題になっているこの話。
大企業と中小企業という従来の分け方では、戦略の違いが理解できない。
いわゆるコトを売るサービス業の顧客は国内それも近くの地域にお客さんがいる方が有利である。
それは、立地が何よりも優先されるビジネスである。
グリーンテクノロジーの補助金コンサルタントは、お客様に代わって補助金の業務を代行するものであるからサービス業である。
そして、現地調査が欠かせない。
省エネ率を少しでも上げるための方策をアドバイスするためだ。
補助金事業に付き物の現場写真も工務店や電気工事会社にお任せではない。
何を撮るのかという目的を理解していないと、再度撮り直しになることが少なくない。
だから、このサービスはお客様の近くにいることが有利になる。
新幹線や飛行機で行かなければならない現場ではコストに見合わないし、現場を知らないとアドバイスもできない。
典型的なL型事業である。
今まで、ベンチャー本やWebマーケティングの本をたくさん読んできたけど、ほとんどG型企業向けの本であり、非常に違和感を感じてきた。
広告費を使ってホームページ経由で電話をもらっても、遠くのお客には訪問するだけで時間とお金がかかる。
そして、成約率は低い。
あくまで、ホームページは会社のパンフレットという位置づけで、弊社を訪問する方が事前に見る資料というのが現実的である。