今年は空梅雨かと思っていたら、先週から強烈な雨である。
それから、辛坊治郎さんの遭難のニュースを聞いて、複雑な気持ちになった。
彼のテレビ番組はよく見るし、最近出した本「見せかけの正義の正体 この国で起きている本当のこと2013」を読んで、ヨットでアメリカに横断する計画であることを知っていたので、びっくりした。
彼は著書の中で、原発は事故がないことを前提としていたが、事故があったので、今後は脱原発だと述べている。
そして、未だに原発依存症になっている電力会社や政府を批判している。
一方で、自分のヨットの冒険は周到な準備と二重三重の安全装置を用意しているので、失敗はないと断言している。
これからの彼の言動がどうなるのか本当に心配である。
省エネビジネスでも技術系で現場を知っている人間は「絶対に失敗がない」とは言えないものである。
しかし、営業面では顧客に対して「絶対省エネできます」と断言することが有利である。
お客はホントのことを聞きたいいのではなく、望むことを聞きたいのだ