廃プラスチックの処理が
世界的な課題となっている。
廃棄されたプラスチックは
自然界で分解されることはなく
どんどん細かくなって
マイクロプラスチックと呼ばれる
細かい粒子になる。
それが自然界で
魚やウミガメなどの生物に蓄積する。
やがては、
人体にも取り込まれる。
環境省は、
マテリアルリサイクルにこだわっているので、
廃プラを燃やすことは、
積極的ではないし、補助金を出さない。
ちなみにサーマルリカバリーとして
リサイクルに認めない。
一時期は、
ダイオキシンの問題でプラスチックは
燃やさない方式が主流になったが、
生ごみと紙ごみではカロリーが不足して、
自燃できないため、
現在では、
ほとんどの自治体で
廃プラも燃えるごみとして
焼却炉で中間処理しているのが現実だ。
しかし、ただ燃やすだけだと、
せっかくの熱エネルギーを
捨てていることになる。
そこで、
廃棄物処理事業者等に向けて
低炭素型廃棄物処理支援事業のうち、
事業計画策定支援 の補助金
民間事業者の場合は2/3
国からの震災ゴミの計画は100%
具体的な例として、
廃棄物処理事業者等の
廃熱有効利用施設や低炭素設備等の導入を支援します。
ハード事業1/3の補助金
のプレゼン資料で
・廃棄物由来燃料製造施設
(水素燃料化・メタン化・油化・RPF化等)の設置
・廃棄物由来バイオガスからの熱回収施設の設置
が示されている。
プラスチックの場合、
その分野の専門業者に聞くと
RPF化はコストをペイできない、
そのまま燃やして発電した方がいい
とのこと、
わざわざ、お金をかけて
固形燃料を作って運搬するより、
発電して、
電気で運ぶ方がトータルコストが安いようだ。
廃棄物、リサイクル、エネルギーに関する
補助金に興味のある方、
新規事業参入にもチャンスです。