室内の熱は窓から侵入している秘密兵器CAT61 導入

グリーンテクノロジーは環境省のCO2削減ポテンシャル診断の診断機関として、今年度も十数件の事業所の省エネ診断を実施している。

私が、前職の環境コンサルに在籍している時、中国電力様から「エネルギー診断事業」の仕事を受託して、熱環境の調査で当時100万円以上の価格であったサーモカメラを借りて、事業所内の熱環境の調査を行っていた。

事業所内の空調設備を改善するだけでなく、熱の発生と侵入を軽減することが空調負荷を軽減することに効果的である。

その熱を可視化(見える化)できるカメラがサーモカメラである。

そのサーモカメラが普及して、普及機なら10万円台で購入できるようになっていたため、昨年購入を検討していたが、環境省の事業では状態観測として、計測ポイントの点数にならないとの指摘があったため、購入を控えていた。

しかし、熱環境を可視化するためには、サーモカメラが最も効果的だ。

ネットを調べていたところ、米軍で導入されているCATという工事現場では知らぬ人間がいないキャタピラー社が作ったスマートフォンにサーモカメラの機能がついているということが判明した。

現場仕様 CAT S61 FLIR熱カメラ、室内空気質モニター、IP69、軍用標準MIL SPEC 810G、3M防水、1.8M耐落下衝撃、4 + 64GBアンロックデュアル スロットSIM 4G LTE

このカメラは、暗闇でも熱を感知し、闇夜に隠れている人間や動物を察知できる。

熱があれば赤く見える(うちのオフィスの様子)

まさに戦いの道具だ。

私は、省エネ調査の現場(特に高齢者施設)では、常にペアガラスによる断熱を提案するのだけれど、熱は目に見えないので、なかなか理解してもらえない。

このカメラの画像を見せることで、説得力のある提案ができることは間違いない。

そして、
闇夜の探検の際は、私に声をかけてください。
必ずお役に立てます。

なお、このスマホには、空気の状態を調べるセンサーもあり、
揮発性の溶剤にも注意を喚起してくれる。
対テロリストとの戦いに備えて、あなたもどうぞ。

もちろん完全防水

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