地方ビジネスで成功する為のたったひとつのカギとは

東京一極集中により、
地方が疲弊し、少子高齢化が進んでいる。
だから地方創生だ。

これが、
一般論としての論調である。

代表選手は

「G型/L型」

の冨山和彦氏、
ローカル企業にイノベーションを提案した。

しかし、
地方にも儲かっているヤツがいると
気づかせてくれたのが

「ヤンキーの虎
ー新・ジモト経済の支配者たち」

の藤野英人氏

地方と東京の違いは何か?

地方で成功するビジネスと
東京で成功するビジネスは
何か違いがあるハズだ。

私は、いつも、
そのカギをさがしていた。

そして、それが見つかった。
言われてみると、
当たり前かもしれないが、
それは

軽自動車だ。

廿日市市の西広島自動車 軽39.8万円専門店HPより

廿日市市の西広島自動車 軽39.8万円専門店HPより

東京は、
電車でどこでも移動可能で、
クルマは贅沢品
だから軽自動車は買わない。

地方は、
どこでもクルマで移動可能で、
クルマは必需品
だから軽自動車を買う。

軽自動車をキーに
ビジネスを俯瞰してみると、

地方で成功しているビジネスは、
軽自動車に絡んでいる。

ショッピングモールに、
駐車されているクルマの
7割ぐらいは軽自動車だ。

軽自動車専門の
中古車販売店もある。

軽自動車は、
機械式の立駐には入らない。

だから東京では使えない。

地方の飲食店や病院は、
平面駐車場がないと儲からない。

これに逆行しているのが、
商店街で、駐車場が無い。
だから廃れる。

若者の生活も
軽自動車とともにある、
その生活を便利にするビジネスこそが、
地方で儲かるビジネスだ。

しばらくは、
その視点で地方を眺めてみよう。

これは、都会に住んで、
軽自動車を持っていない
評論家には見えない。

地方ビジネスのカギは
軽自動車にあり。

チンチン電車のある広島は、
ある意味中途半端なんじゃ。

だから、
駐車場のある
サッカー場を作ろうとする。

駐車場の無い
ズームズームスタジアムのように
割り切りが必要だ。

都会は電車で、
田舎は軽自動車だ。
どっちでいくか決めろ。

2 thoughts on “地方ビジネスで成功する為のたったひとつのカギとは

  1. 森本由美

    森下様

    初めまして、森本と申します。
    広島県内の公務員になるべく、広島や地方創生に関して調べている際にこちらのブログを拝見し、感銘をうけブックマークしました。

    感銘を受けという言いい回しは面接みたいなので、interestingな面白さをお持ちだったと置き換えます(*^^*)

    私も色々な都市に住み、東京と地方の車の差は気になっていました。東京は、持つなら普通車しかも良い車を淡白に乗るイメージ。
    田舎は足代わりだからケイが多く、また拘りが強い人もいる為かケイでも改造していたりするなーという印象です。

    逆に言うと、東京の若い層は車を持つ事自体結構ハードルが高いのかな?という印象です。ただ、電車などの交通機関は高い上にそもそもない。
    そこで、東京から移住してくる人向けに、コミュニティ、移住者村を作り、そこの村内でカーシェアリングを充実させたらどうだろうかと思いました。

    そうすれば、移住の際のストレスも減り、広島に慣れれば車を購入すればいいので、移住が増えるかな?と考えています。

  2. morishita Post author

    コメントありがとうございます。
    私は、広島で環境コンサルタントに勤め日本全国あちこちの自治体の「地球温暖化対策」の計画書を作る仕事をしました。
    私のブログは少し誇張した書き方をしていますが、ジモトを元気にする仕事をして行きたいと思っています。
    Facebookもやっています。是非友達申請してください。

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