東京都と地方都市はビジネスモデルも全く違う

東京都知事の選挙は、
閉め切ったとたんに
NHKが
小池百合子氏の当選確実を発表し、

開票速報番組がいきなり、
次期知事のインタビューから始まった。

自民党が東京オリンピックをネタに
ゼネコンに締め付けてもダメだった。
もう一人の自虐史観の爺さんは
評論家ではいいけど行政は資格なしだろ。

10年ほど前、

私は、自治体相手に
環境省のエコアクション21や
自治体の率先行動計画(温暖化対策法に基づく)
の策定の仕事をやっていた。

当時は小泉政権、
その環境大臣が小池氏だった。

今では、当たり前になっている
クールビズを流行らせたのは彼女だ。

それまでは、営業マンは真夏でも
ネクタイにスーツを着て

右手に扇子
左手にカバンとハンカチ

外回りは修行のようなもんだった。

急な変化でネクタイ屋さんは潰れ
シャツ屋は儲かっただろう。

東京都とは
一つの都市国家のようなもので、
他の都市とは根本的に違う。

国家予算に匹敵する予算を持ち、
国よりも先進的な施策を実施している。

かって環境省の仕事で、
野生生物のGIS(地理情報システム)
の整備状況について、
東京都にヒアリングに伺ったことがあるが、

他とは比較できないほど貴重生物の
データベースの整備が進んでいた。

省エネ補助金についても、
東京は国より圧倒的に補助率の高い
補助事業を実施している

CO2削減の対策についても、
世界一の地下鉄網を持つ便利な東京と
地方の都市を同じように考えてはいけない。

地方はクルマ社会が構築されている。
今さら、広島市のように
アストラムラインを延長して、
郊外の軌道交通を整備してもお金のムダ。

結局、クルマ社会のための投資と
二重になり、合理的でないのだ。

今地方都市がやるべき事は、
中心部の交通網の整備と
次世代自動車のための
郊外のインフラと駐車場の整備だ。

サッカースタジアムについても

クルマで行くのか電車で行くのか
どちらかに割り切るべきだ。

宇品だと電車で行く人は少ない
巨大な駐車場が必要になる。

東京都と
地方都市では全く違う。

当然省エネビジネスも
東京と地方では違う。

東京の省エネコンサルは
沢山のターゲットの中から
見込みのある案件だけを選んで
採択率が高いと宣伝している。

我々は顧客に対して

採択されるまで何度でも
チャレンジして
100%採択されること
を目指している。

東京のコンサルを選ぶのか
ジモトのコンサルを選ぶのか

決めるのはあなたです。

ところで、環境省の

H28低炭素機器導入事業
第1次公募結果が発表された

スクリーンショット 2016-07-31 20.58.52


http://lcep.jp/equipment/h28/01koubo_saitaku.html

応募はたったの10件
7件が採択されている。

この事業に社運を賭けるつもりなので、
環境省にはもっと頑張ってもらいたい。

 

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