連日の猛暑で、
外に出るだけで体力が奪われそうな毎日だ。
テレビで観戦する方は気楽なものだが、
この真夏に、
甲子園で野球をやる方もスゴイが、
現地で応援している人たちも体力勝負だろう。
我々の学生時代は、
運動部が練習中に水を飲むことを禁止していた。
今で考えれば、気が狂っていたとしか言えない。
何十年か後には、
あの時代の甲子園は気が狂っていた。
と思われないだろうか。
学校の体育館に空調がないのは
もう限界かもしれませんね。
真夏のエネルギー消費の王様は
エアコンである。
環境省は28度の温度設定を推奨し、
ビジネスの世界では定着している。
エアコンの温度設定を28度にしても、
部屋の気温がまんべんなく28度になっているかは別問題だ。
日が当たる窓際の席は、
なかなか温度が下がらない。
そこで、
正当な省エネ術としては、
扇風機(サーキュレーター)を併用し、
空気を循環させることで、
全体を冷やすことができる。
そうすることで、28度設定で十分涼しい。
また、外から28度の部屋に入ってくると、
ずいぶんと涼しく感じるものだ。
ところが、
中には暑がりの社員もいて、
早く冷やしたいがために、
エアコンの設定温度をいきなり、
20度くらいに下げる奴もいる。
そして、
管理職が見ていないときは(偉い社員は大概外出している)
設定温度をひそかに22度ぐらいにして、
キンキンに冷やしているかもしれない。
設定温度を一度下げると、
消費電力は10%以上増えるそうだ。
これは、インチキ省エネ術であるが
設定温度を下げても、
表示の温度は下がるが、
内部の回路は28度以下にならないように
基盤を改良する技がある。
エスコ事業などではひそかに行われているようだが、