本日は午前中から、
現地調査に出かけてた。
府中市の仕事で、
場所は旧上下町上下という不思議な名前。
ココは、
かって銀山街道の中継地点として栄えた場所。
電線が地中化され、
時代劇のようなたたずまいだ。
ところが、
平日の日中に営業しているお店は少なく、
申し訳ないが、
廃墟の遊園地に来ている気分だった。
人々はどこで働いているのだろうか?
実は、
地方における雇用の場として、
20年ぐらい前から老健施設が増えている。
入居者は、あまり外に出ないとは言え、
緑に囲まれた自然豊かな場所が好まれる。
もちろん、交通のアクセスが良いことが条件だ。
老健施設は、ある意味宿泊施設であり、
生活の場であるため、
ホテルと同じようにエネルギー負荷も高い。
主なエネルギー設備は、
照明、空調、給湯、厨房、ランドリーだ。
洗濯物の量がスゴイので、
24時間、
業務用のランドリーマシンにガスで熱を送っている。
施設全体でも、
電気、ガス、灯油とマルチなエネルギー種を使っている。
今日の施設は、
照明については徹底的に間引きを行い。
不必要な電気は使わない姿勢を見せていたが、
本日は、
台風の影響で気温が上がらず、外気温は24度。
その状態で、26度の設定で、エアコンの風が吹いていた。
入居者は、いろんな場所で窓を開けて、
外気を取り入れていた。
内部の人だけじゃ、気が付かないこともありますよ。
我々プロに、現場を見せていただければ
そこで、
働いている人が気が付かないエネルギーの無駄を見つけ、
老朽設備の更新についても、アイデアを出すことが出来ますよ。