電力業界は冬の時代へ

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かっての日本人の生活には
電気と言えば、まさに電球ぐらいで、

いまでも
「電気を付けて」と言えば
明かりをつけることを意味している。

冬場には、
暖をとるために燃料を使っていた。

私の子供時代は
こたつ用の練炭があって、
一酸化炭素中毒で死ぬ人も多かった。

それが、昭和45年ぐらいから
一般家庭にも
空気調和機(当時はクーラー)が
普及しだして、

夏場の電力使用量が一気に増えた。

東京電力の資料より

東京電力の資料より

震災前までは、電力不足は

夏場の午後2時

がピークだった。

それが、FIT施行により
太陽光発電が爆発的に増えて、
夏の電力不足は緩和されつつある。

まだまだ、太陽光は増えるので
これから心配なくなるだろう。

曇りの日はエアコンの負荷も小さい

しかし

今度は冬場の夕方の電力が危ない

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暖房の手段が
灯油やガスから電気に変わっている。
それが大きな原因だ。

太陽光は夜は発電しない。

冬場の暖房を燃料に戻すべき
たとえ省エネでなくても
電力不足を起こさないために。

冬場は企業が残業を減らす
というのも
良いかもしれない。
官公庁は年度末が忙しいので
年度末を6月にする
のも手じゃないか。

電力業界の最重要季節は

冬の時代なのだ

新電力立ち上げの仕事します

新電力立ち上げの仕事します

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