公益財団法人
廃棄物・3R研究財団
のサイトに
平成29年度
低炭素型廃棄物処理支援事業補助金
(廃棄物処理施設の省エネ化を図る事業)
の公募について
平成29年6月29日(木)
~7月31日(月) ※17時必着
のお知らせが掲載された。
この補助金は
廃棄物処理施設の省エネが
対象で民間、公共を問わない
申請の条件は
廃棄物処理施設において、省エネ設備等の導入により、施設全体の年間電力量の削減率が5%以上となる省エネ化を図る事業。ただし、電気、重油等を合わせて削減する場合や重油のみの場合は、原油換算で同等以上であること。
ということで、
なぜか
CO2換算でなく、
石油換算での省エネ率がポイントだ。
SIIの公募申請書を
見慣れた方でも
この財団の公募要領は
使う言葉も微妙に違うため
戸惑う部分もあると思う。
それは、
経産省と環境省での
補助金申請の仕組みが
異なっているからだ、
環境省では
採択されてから
交付申請書を改めて提出する
二段階方式になっている
また、
気になる補助率であるが
去年までは、
従来設備との差額の1/3という
何ともセコイ補助金で
昨年の説明会で
質問を受けた財団の担当者も
環境省の考え方なので致し方ない
と申し訳なさそうに発言していた
今回は
一般的な1/3の補助率のようだ。
対象事業の要件
次の要件を全て満足すること。
1) 廃棄物処理施設に必要な設備等であること。 ただし、当該施設が、主として廃棄物を処理する施設であること(湿重量ベー スで廃棄物が処理物の半分以上を占めること。) なお、必要な設備等には、FEMS(工場エネルギー管理システム)など省エネ化 を図るシステムなどを含みます。
2) 設備の更新、改修、改造であること。 ただし、それに伴う建築・土木に係る改造等は補助対象事業に含まない。
3) 設備の更新等に必要な変更届等の許可等が取得できること。
4) 導入する設備は予備機等でないこと。
補助金の交付額
原則として補助対象経費に1/3を乗じ て得た額とします。
廃棄物処理施設の
省エネのメインターゲットは
破砕機のインバータ化
これが最もインパクトが大きい。