省エネルギー補助金
申請代行コンサルタントの
グリーンテクノロジー代表取締役の森下兼年です。
グリーンテクノロジーは
昨年度の補正予算のSIIの補助金で
設備更新した事業者に対して無料で行われる
省エネ診断の診断機関になっている。
(受診事業者は無料でも
診断機関へはSIIから報酬が支払われるわけですが)
通常の省エネ診断は
設備改修と運用改善の二つの側面で診断を行う。
しかし、今回の省エネ診断は
運用改善や軽微な投資で可能な省エネの提案が目的だ。
大規模な設備改修の
提案は求められていない。
また、この診断業務では、
営業行為は禁止されている。
経済産業省では
エネルギーマネジメントシステムの普及のため
電力の遠方監視による制御システム
=エネマネ事業
に補助金や補助率の上乗せをしてきた。
しかし、
私がこのブログでたびたび指摘しているように
制御できるのはエアコンだけ
しかも、
現場の状況を無視した遠隔制御は
電力の需給ひっ迫の時しか意味がない。
導入はしたけれど目に見えるほどの効果もなく、
全く使われていない。
というケースが散見される。
補助金をもらうために、
必要性も考えずに導入した。
という事業者も多くいたと考えられる。
今後は設備更新の補助金と
現場での省エネ診断の組み合わせが続けられるか?
今回の事業の成果いかんにかかわってくるだろう。