先週末、熊本県の温浴施設の
廃タイヤボイラー導入の補助金の
確定検査に同行した。
補助金の執行機関であるSIIの主査の方が2名、
東京から来られて、
完了報告書の内容をチェックされた。
午後は現地の導入設備の
稼働状況を目視で確認。
この検査をクリアできないと
補助金が交付されない。
廃タイヤボイラーの設備更新に関しては、
エネルギー合理化の補助金の採択を受け
補助対象経費の
三分の一の補助金を受けることができた。
そもそも、
温泉施設の重油ボイラーは年間1千2百万円
それが、
廃タイヤを燃料にすることで、3百万円程度になる。
年間800万円ものコスト減だ。
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その上で、
イニシャルコストに補助金が出る。
6千万円の投資が、
4千万円になるわけだから
5年で元が取れ、
その後10年は8百万円の利益がでる。
計算になる。
油の価格は、
時代とともに変化し
長期の予測は難しい面もある。
しかし、
化石燃料の削減には貢献できる
全国の市町村が
20年前に作った温浴施設は老朽化で
存亡の危機にある。
10年ほど前は
重油ボイラーを省エネ補助金を使って
電気のヒートポンプに更新する
というスキームが主流であったが
東日本震災以来
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原発が停止して深夜電力が使えない
だから
ヒートポンプでの蓄熱は使えない
廃タイヤボイラーは
中国の廃棄物輸入規制で追い風だ。
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