省エネ・生産性革命  同時多申請は禁止へ

本日、午後にSIIから補正の目玉、

新エネ合の公募要領が発表になった。
http://sii.or.jp/kakumeitoushi27r/

予想通りのガッツリ文書である。

ただいま、私の頭脳が高速回転で
この公募要領を解析中である。

平成27年度補正について

大企業でも申請OK

ビックリ仰天ルール改定

1-7.申請単位と回数

①申請単位 原則、エネルギー管理を一体で行う事業所単位で申請することとする。

②申請回数 同一事業者は、本事業において、省エネルギー設備への更新とFEMSの導入合わせて最大3回まで 申請できることとする。 但し、同一事業者の同一事業所における申請は1回のみとする。 なお、交付申請が不採択となった場合は、申請の回数としてカウントしない。

 

この文面を素直に読むと、

1事業者で3店舗までしか申請することはできない。

ということになる。

今まで、私が、さんざん批判していた、

大手ドラッグストアーが一度に
100店舗近く採択されていた事案は禁止されたのだろうか?

そうだとすると、

この補助金は

非常に採択されやすいと言える。

今までより、補助率は悪くなっているし、
要件は厳しくなっているような気がするし、
独占する事業者が消えている。

補助金のマニュアルは、
ほとんど大学受験の参考書並みに、
詳しくなって分厚い。

さすがに受験勉強が得意な人が
作った仕組みだと感心してしまう。

こんな受験勉強を好んでやる
事業者はあんまりいないし、
本業持っていたら、読む時間はない。

われわれも、今晩は眠れそうにない。

FEMSとエネマネ事業者は
関係ないようだし、

気になる決算書はいらないようだ。

省エネビジネスは

国のルール改定に振り回される。

さあ、次のゲームのはじまりだ。

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