社長にLEDを提案するときに守るべき手順

ほんの10年ぐらい前には、

LED照明は、直管タイプで
定価2万円ぐらいだった。

当時は、
LEDが本当に使えるモノなのか
自信がないので、

リースやエスコ方式で、
導入する企業が多かった。

それが今では、
平均的な値段でも6千円以下、
その半額の製品もある。

LEDの性能や電気代削減効果が認知され

リースよりも購入する方が多くなっている。

どのメーカの機種を選ぶか?

今でも、
中国製の工場から直売された製品の中には
不良品も多いようだ。

実績のある日本のメーカーを選んでいれば、
間違いないだろう。

中国製でも、
日本のメーカーの検品が入っていれば大丈夫だ。

それでも、

蛍光燈のままでも
機能的に問題はないので、

LED照明に変更することに、
無関心な中小企業の社長は多い。

では、どうやって売り込むのか?

モノを売らずに、情報を伝える。

LED照明導入の提案の手順は
次の通りだ。

最初に、現在の電気代と
LED照明に変えた場合の

電気代の差額が幾らかを示してみよう。

導入が一年遅れると、
どのくらいの電気代を損するのか?

人間は、
得することより損することに敏感だ。

それからLED照明の見積を提示してみる。

何年で元が取れるのか?

初期投資が
予算的に厳しいと言われた時に、

補助金の活用を提案する。

最初に補助金の話をすると

そこがスタートになってしまう。

補助金は競争的資金であり、
ゼッタイじゃない。

補助金を獲得するためには、
セコイことをしないこと。

LED導入は全部まとめてやること。

中小企業の社長はケチなので
お金があるときに少しづつ、
LEDに変えようとする。

これだと、省エネ率の関係で
補助金は採択されない。

結局損する。

事業とは同業他社との競合の中で
いかに、効率を上げるか、

社会のルールの中で、
いかに得をしていくか

の戦いである。

ルールに精通している
プレイヤーが圧倒的に有利である。

公共施設等先進的 CO2 排出削減対策モデル事業

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この補助金は役所向けです。
広島市がやる気になればいいですけどね。

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