食品リサイクルビジネスとは?CO2型リサイクル高度化設備導入促進事業の二次公募

環境省が廃棄物・3R研究財団を補助事業者にしている。

平成28年度
省CO2型リサイクル高度化設備導入
促進事業費補助金

http://www.jwrf.or.jp/a16406.html

の二次募集が始まっている。

1.公募する補助対象事業
 公募する補助対象事業は、次の4つのいずれかの事業です。

  ① 複数樹脂同時選別設備導入事業
   
  ② 非鉄金属高度破砕・選別設備導入事業
 
  ③ 食品再生利用高度化設備導入事業

  ④ 店頭設置型圧縮・破砕設備導入事業

2.応募受付期間

  ア 補助対象事業 ①~③
   平成28年7月4日(月)
~平成28年8月31日(水)17時必着

  イ 補助対象事業 ④
   平成28年7月4日(月)
~平成28年9月30日(金)17時必着

補助率1/2とボーナス設定。

ただし、
この補助対象設備には細かい要件があって、
一般の方には、
具体的にどんな設備なのか全くわからない。

そのままメーカー名と商品型番を
書いてくれりゃ良いのにって
それができんのか(笑)。

この中で注目すべきは、③の

食品再生利用高度化設備

もともと
食品廃棄物の問題がクローズアップされ、
そのリサイクル率を高める
社会的なニーズがあってのこと、

農林水産省のHPには、

食品循環資源の
再生利用等の促進に関する基本方針

わが国においては、食生活の多様化・高度化に伴い、生産・流通段階においては消費者の過度の鮮度志向等の要因により大量に食品が廃棄されるとともに、消費段 階においては大量の食べ残しが発生し、多くの食品が浪費されている。他方、このようにして生じた食品廃棄物等は、肥料、飼料等に再生利用することが可能で あるにもかかわらず、利用されずに大量に廃棄されているのが現状である。

一般社団法人日本フードサービス協会 資料より

一般社団法人日本フードサービス協会 資料より

この課題を解決する為の補助金だ。

食品工場、給食センター、病院等では
毎日大量の食品廃棄物が発生し、
廃棄物業者に処理を委託している。

通常は焼却処分されるが、

パン屑などは、乾燥させて、
豚の飼料にするリサイクル業者もある。

ただし、この乾燥には、
ガスや重油などのエネルギーが使われ
大量のCO2が発生する。

使い捨て、飽食の時代

この分野のリサイクル事業は
社会が求めている。

廃棄物・リサイクル業者と言えば、
昔はグレーゾーンの
ビジネスのような雰囲気があったが、

今は、もうそんなことはない。

単なるゴミ処理ではなく、
バイオマスとしての

エネルギービジネスの様相を呈してきた。

食品残さから
メタンガス発酵して、
発電する事業にも可能性がある。

既にこの事業分野には、
大手上場企業の関連会社も進出している。

ただし、

このサービスは、ローカルビジネス。

ジモトの事業者が必要になる。

生ゴミは長距離運べませんから

新規事業をお考えの中小企業に
オススメである。

イニシャルの半分は国が出しますよ。

 

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