エアコン冷凍冷蔵庫の代替フロンはいつまでも使えない訳 morishita 2016 年 10 月 11 日 2016 年 10 月 11 日 エアコン冷凍冷蔵庫の代替フロンはいつまでも使えない訳 へのコメントはまだありません 昨日は、 サッカー日本代表の世代交代と LED照明について書いたが、 実は、省エネ業界では、 もうひとつの大きな世代交代が 行われようとしている。 それは、 エアコンや冷凍冷蔵庫に 使われる冷媒だ。 冷媒に使われるガスは、 昔はフロンガス(安定しているから)が 使われていた。 しかし、 その性質から地球のオゾン層を 破壊してしまうため、 1995年に生産が禁止された。 そのため、 代替フロンと呼ばれるガスが 使われるようになった。 ところが、 この代替フロンは、 地球温暖化の原因となる 温室効果ガスの強さを表す 温室効果が CO2の1万倍近くあるため、 これも 2020年に 全廃される予定。 だから、 今使っている代替フロンを 利用したエアコンや冷凍冷蔵庫は いつまでも使えるわけじゃない。 環境省は 規制するだけじゃなく、 そのための補助金も出している。 ゆわゆる飴とムチの施策 ムチだけ受けると 痛いだけになるので、 しっかり飴を頂こう。 先進技術を利用した 省エネ型自然冷媒 機器普及促進事業 この事業は H28年度も行われたが、 なんと3次公募は 新規のコンビニだけが対象。 今の日本の小売りで 独り勝ちのコンビニだけに 補助金を出すとは やっぱり補助金は強い企業のため と思ってしまうところだが、 今回の2次補正で、 環境省が省エネ関連の 予算で追加した。 冷凍冷蔵庫は、 相当な設備投資になるので、 なかなか更新に踏み切れないが、 既に15年以上 経過している機械は、 エネルギー効率も相当落ちている。 このチャンスを 逃す手はない。 補正の補助金はスピード勝負 冷凍冷蔵設備の新設・更新を お考えの方は、 メーカーに見積を取る前に、 冷媒のことは絶対に 聞いておいてくださいね。