昨日、
横川駅の近くにあるNPO法人を訪ねた。
会社から徒歩3分の
ご近所さんである。
こちらは、
製造業を中心とした中小企業の
支援を目的にしたNPO法人である。
経営指導や技術指導もされるそうだ。
会議室で専務理事の方と
お話させていただいた。
彼はマツダ出身で、
NPOの構成メンバーは、三菱重工、日本鋼管などの
OBや大学教授。
もともとは、
広島市の事業で集まったメンバーで
起ち上げたそうだ。
技術や経験では超一流の方々だ。
主に、中小企業のものづくり補助金の
支援をされている。
支援先の採択率は相当なものらしく、
今では口コミだけで手一杯の依頼がある。
しかし、
さすがに大手出身の方なので、
ムリなことは断る
と徹底している。
申請書を書き上げるためには、
現場での徹底な調査が必要だ。
十分な時間がないと、
審査に通る内容にならない。
また、
中小企業の社長が
自ら対応されない会社の依頼は
引き受けないそうだ。
このことは
我々も見習うべきだと思った。
専務理事が言うには
地元の中小零細企業を助けてあげたい
とのことで、
大企業には「自分でやりなさい」
と言ってるそうだ。
最近は、
遠方からの依頼も多く、
後から相談のあった地元の会社を
断ることもあり、
その点は今後の課題だと
話されていた。
我々は、
西日本に特化して
営業活動したい。
と話すと、それには大いに賛同していただいた。
グリーンテクノロジーも
自前で補助金事業ができない
中小零細企業に特化して支援すべき
じゃないかと思いを新たにした。
でも、意外と小さな会社ほど、
なんでも自分でやろうとして
失敗する傾向にあるんですよね。
会社の近くに、
こんなNPOがあるのは、心強いことだ。