昨日は、高校時代の友人が、大手の商社を早期退職で脱サラして取組んでいる、プロジェクトの説明を聞いた。
彼は出資者を募りたいそうだ。
やっていることは、未利用エネルギーの開発で、実現すれば世界のCO2排出量を大きく削減することができる。東南アジアでのエネルギー事業だ。
しかし、そのガスを運ぶ船を作るだけで70億円のお金が必要だという。
現実に単独でその事業を遂行することはできないので、大手と組んで進めている。
私は、出資をしてもらえば、経営権も渡さなければならなくなるのではと聞いてみたけれど、彼は技術畑を進んできた人間だから、経営や投資については、あまり関心がないようだった。
私は、今はインターネットで個人が発信できる時代だから、まずはこのプロジェクトのプロモーションビデオを作って宣伝するのはどうかと提案させてもらった。
人間、50年も生きていると、自分の得てきたノウハウや経験を捨てることができない。
しかし、インターネット革命で、それ以前のノウハウは、極端に言うと、全く役に立たない。
それでも、一日中電話とファックスで働いている人もいれば、アタックリスト作って一軒一軒飛び込み営業している営業マンもいる。
特に、コロナの影響で対人のビジネスが困難になって来た今、リモートで働くためにはコンピューターとネットのスキルは必須である。
コンピューターは過去30年の歴史があるので、機能もどんどん追加され、初心者がゼロから理屈や操作を覚えるのは至難の業だ。
ところが、Googleの提供しているChrome bookは過去のレガシーがない。
androidのスマホがPCになったようなものだ。
メール、チャット、ビデオ会議などのコミュニケーションツールとしてなら、これで十分だ。
グリーンテクノロジーは10年前からIP電話、ビデオ会議や営業支援システム、Gmailなどを使いこなしてきた。
その経験を、これからリモートにチャレンジする企業に提供したいと考えて、中小企業庁の「スマートSMEサポーター」に登録した。
これは、中小企業のIT支援を国の補助金でやるしくみだ。
とりあえず、小さな会社でも
コミュニケーション革命
に取り組む必要があるけど、そのやり方がわからないなら