実績が条件に国産マスク生産設備導入補助金

経済産業省からマスク増産のための補助金がでている。

マスクについては、ソフトバンクの孫正義会長が中国から月産3億枚のマスクを無利益で供給するというニュースが流れたが、

世界中で、マスクが不足し、マスクの輸出を禁止している国もある。
中国だけが、対応が早く、すでに相当数のマスクを増産しているようだ。

日本は、そもそもマスクの生産数が少なかったし、価格競争で中国に勝てないため、コロナ前でもほとんどのマスクは中国産だった。

それが、マスクの需要が2ケタ増えて、今やコンビニや平時のドラッグストアでは購入することが難しい状態だ。

ネット通販では販売されているが、ほとんどの店が注文から1か月後の配送という条件が付いており、すぐに欲しい人はどうすることもできなかった。

あげく、総理の側近と思わる役人が、「布マスク2枚配布」という、その場しのぎのアイデアを思い付いたため、世間は大混乱になっている。

経済産業省もマスク増産のための補助金を、補助率3/4という確変モードで作った。予算はアルコール消毒液と合わせて29.1億円だ。

※補助金額は、3,000万円を超えると、超過分は1/4

その申請要件には、

マスク生産事業者としてマスク関連原材料若しくはマスクを生産した実績を有していること。

とある。これでは、現在マスクを作っている事業者しか参入できない。

日本には、トヨタとかソニーとかユニクロとかの大企業が存在するが、諸外国と違ってマスクに参入しない理由がココにあるのかもしれない。

目のつけどころがシャープでしょう

※採択されていたシャープは親会社が作っていたのかも

しかも

経済産業省及び厚生労働省が発出した「新型コロナウイルスに関連した感染症の発生に伴うマスクの安定供給について」に基づき、マスク生産を行い当面の間国内向けのみ出荷すること。

ということで、やっぱり外国への輸出は禁止されている。

国内にマスクを作った実績のある企業は少ないと思われるが、マスク用のガーゼとかゴム紐とか作った実績のある事業所ならチャレンジすべきであろう。

令和2年4月8日(水曜日)~令和2年5月15日(金曜日)12時必着※設置完了月ごとに、締め切り日が異なります。

  • 第1回:4月17日(金)12時必着(4月末機械装置設置完了事業者)
  • 第2回:5月1日(金)12時必着(5月中機械装置設置完了事業者)
  • 第3回:5月15日(金)12時必着(6月中機械装置設置完了事業者)

※なお、締切を過ぎての提出は受け付けられませんので、郵送等の場合、配達の都合で締切時刻までに届くよう送付ください。

※締切りの期限は遵守いただくようお願いいたします。

※本事業は、事前着手の届出を行うことで、交付決定前に発生した事業についても補助対象経費として認める場合があります。詳細は、募集要領を確認ください。

参考
https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2020/k200408003.html

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