日本は都市国家になる、地方は一次産業に戻ろう

週末に読んだ、

キロワットアワー・イズ・マネー ~エネルギー価値の創造で人口減少を生き抜く~

村上敦著

の参考資料で紹介されていた、

国土交通省の

平成23年2月21日国土審議会政策部会長期展望委員会

「国土の長期展望」

を見て驚いた。
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日本で、人口が増える地域は

国土のたったの2%

2050年までに残りの全部の地域は
人口が減る。

なんと、6割以上の地域では人口が半分になる。

※特に中国地方は現象エリアが多い

これは、少子化による人口減少と
東京圏への人口集中が
同時に起こることによる。

特に地方では、人口減少により

食品スーパーや病院などの
生活関連サービス業が撤退していく。

そのため、実際には、
予想以上のスピードで過疎化していく。

いよいよ、日本という国は、

東京の稼ぐ力に頼るしかない。

東京以外の大都市であっても人口減少、
大阪と名古屋、福岡、は現状維持。

東京だけが人口が増える。

そうなると、

無人の地域をどうするのか?

東京に、
食料やエネルギーを供給することで成り立つのか?

これからは、

都市に住んで、
畑や発電所のある地方に出勤する生活も考えられる。

なお、これは「東日本大震災前」に検討されていた資料で、
その後は、あまり表に出て来ていない。

※災害地区はほとんど、過疎化が予測されていた地域である。

私は、ライフワークとしての環境問題に加えて、

再び、土木工学の本流である都市工学について研究し、

地方の経済、生活について考えて、

地方の生きる道を探したい。

それが、

衰退する中国地方の中心都市

広島で働く者の使命だから。

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