平均点は公表、合格最低点は非公開
ようやく、月末の金曜日にSIIのサイトに
平成30年度 エネルギー使用合理化等事業者支援事業交付決定 新規採択事業
がアップされた。
今年はお盆返上でSIIから
修正依頼や追加資料の提出の指示がでた。
そのためグリーンテクノロジーのスタッフも
ギリギリまで対応に追われていた。
8月中の交付決定に間に合わせるために、
SIIも盆休み返上で仕事されていた。
グリーンテクノロジーが支援した案件も
なんとか約7割が採択された。
しかし、残念ながら、
いくつかの案件が
不採択に終わった。
結局のところ、
採択不採択の決め手は、
各区分ごとの費用対効果の上位から
予算の範囲内で
足切りというルールであろう。
弊社の案件でも、
もう少し時間的余裕があれば
なんとかなったという場合もあった。
事業費の予算が決定している段階では、
省エネ率や費用対効果を
工夫することができない。
時間がなくて、
決裁者の予算承認が得られなければ、
事業内容を変更することができない。
もう少し時間と予算があれば
機種を変更したり、追加の対策ができたりと
考えると残念な気持ちでいっぱいになる。
今年度の採択率を見ると、
区分ごとにほぼ60%~70%台となっていて、
これは財務省が
予算編成で調整しているのかもしれない。
環境省等の他の本予算の補助金でも
採択率が60%を超えるものは
次年度の予算が削られている感じがする。
補助金申請代行を成功報酬で
というグリーンテクノロジーの
ビジネスモデルは依頼案件数より、
採択件数で売り上げが決まる。
また、大型案件の成否が収益の決め手になる。
採択率95%
と宣伝している同業他社のサイトもあるが
(これは昔のデータでしょう、そんな補助金もありました)
見込みのある依頼だけを受けて、
その他は断る
ということをすれば、
もっと効率の良いビジネスができるかもしれない
しかし、グリーンテクノロジーは
依頼のあった案件を
なんとかして、採択に持って行く
というやり方でこれまで続けてきた。
東京の業者なら、
多くの見込み客からお客を選ぶことも
できるかもしれないが、
広島では地域の評判が一番大切
あの会社に頼んだけど、断られた
と言われるのは避けたいし、
顔の見える相手に喜んでもらいたい。
というのが我々の一番の
モチベーションだと思っている。
あらためて、
不採択になった事業者には
力不足をお詫びします。
補助金なしで事業を進める
というのもアリですが、
待てるものなら
必ず次の提案をさせてもらいます。