「省CO2型プラスチック高度リサイクル設備導入」三次公募

応募受付期間

令和3年8月5日(木)~ 令和3年9月10日(金) 17時必着

一次二次の採択結果が発表になっていないのに、三次公募が始まった。
小泉進次郎環境大臣はプラスチックの問題にご執心で、レジ袋の有料化やプラスチックのスプーンを有料化したり、規制ばかり強化している印象だ。

そのため、プラスチックは悪者扱いで、ペットボトルが無くなってしまうかと思われたけれど、缶コーヒーまでペットボトル化されたものが、様々発売されているのが現状だ。

ペットボトルのリサイクルは、数年前までは国内で処理されるより、中国に輸出される場合が多かった。今では中国が輸入を禁止しており、国内でリサイクル施設を設備しなければならなくなった。

環境省は、補正予算でプラスチックのリサイクル装置の導入の補助金の予算を数倍に増額したが、特定の大手メーカーに採択が偏っていた。とにかくペットボトルのリサイクル装置が高額で採択件数が少なかったのだ。

今回、廃棄物・3R財団のHPには「審査基準」というものが公表された。これを見ると採択者を単純に選定するのではなく、特定の事業者に偏らないようにし、場合によっては約束していた補助率を下げて採択者を増やすという措置を取るようだ。

もともと、リサイク事業は金属と紙以外は、儲からないと言われており、なんらかの補助がなければ成り立たない産業である。プラスチックをリサイクルするならば、エネルギー回収としての発電事業なども認めないと経済的に成り立たない。熱回収でも化石燃料を削減(CO2を削減)する効果はあるわけだから、既に当たり前になっているプラスチック容器を廃止するより、マテリアルとして利用した上でサーマルで活用する方が経済的に理にかなっている。

廃プラスチックが悪いのではなく、不法投棄が悪なのだ。

審査基準

二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(脱炭素社会構築のための資源循環高度化設備導入促進事業)令和2年度(第3次補正)四次公募 及び令和3年度三次公募「省CO2型プラスチック高度リサイクル設備導入事業」について

リサイクル補助金の申請は、経験と実績のグリーンテクノロジーにご依頼下さい。
採択に向けて、環境分野の技術士として最善のサポートを行います。

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