一週間ブログをお休みしました。
実は先週、月曜日に広島市の主催する
脱・温暖化!ひろしま2019
に参加した。
無料ということもあり、
会場の国際会議場の部屋は満席、
ところが、
前列から4列目までは関係者席と張り紙され
右端に数名が着座するだけで、
通路を挟んだ前列側には人がいない。
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通路を挟んで、後ろの席は満席
講演者にとっては、とても話がしづらく
「失礼じゃないか」と想像していた。
会場が寒かったわけではないが
会社までの帰りの道中から
体調が悪くなり、翌朝病院に行くと、
インフルエンザA型。
社員からも
絶対に会社に来ないでと
言われ
そのままに、自宅軟禁
オフィスへも立ち入り禁止となって
PCにも触れくなった。
あの講演会場の席割は
テロ対策ならぬ、
インフルエンザ対策ではなかったかと
翌日理解することができた。
今回の広島市の
広島市地球温暖化対策実行計画
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広島市は、過去にカーボンマイナス70を掲げて
エコタウンにチャレンジした経緯があるため
この目標を引っ込めることはできない。
【目指すべき姿】
「人が生き生きと暮らし、活力にあふれる 強靭で持続可能な低炭素都市“ひろしま”」
私は、20年以上、
地域計画の策定を仕事にしてきた
プロ中のプロである。
しかし、
その専門家の私が読んでも、
肝心の目標値とその実現可能性が
どこに書いてあるかがわからない
難解な報告書になっている。
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絵に描いた餅の典型グラフ
具体的なイノベーションなしに
脱温暖化はできない。
グリーンテクノロジーは、
民間の 20%以上省エネ設備改修案件を
毎年何件もサポートしているというのに、
市役所は縦割り行政が問題なのか
その気が全くないとしか思えない。
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このような意味のない計画策定はやめて、
地元の専門家を活用し、
今すぐ具体的な対策を講じるべきである。
東京から有名人や
大手コンサルを呼んでくる場合じゃないぜ。