今回の大阪でのG20首脳会議では、
自由貿易だけでなく、
海洋プラスチックごみをゼロにする目標も採択された。
このG20では、
初日で最初に行われた
「デジタル経済に関する首脳特別イベント」の会場の 机がショボすぎるのがネット上で盛り上がっていた。
おそらく準備する方が間に合わなくて、普段役所が使っている会議用の机を使ったのだろうけど、
このタイプの机は3人掛けになっていて、よくあるセミナー会場など真ん中を開けて座る場合が多い。
3人座るとサンドイッチ席(真ん中)の人は、とっても窮屈で、かつ周りに気を使わなければならない。
まさに、国際社会での日本の立場を表してるようで笑える。
G20の構成国は、アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、EU、ロシア、中華人民共和国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ共和国、オーストラリア、大韓民国、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、アルゼンチンである。
これだけの国のトップが集まるわけだから、新幹線のごみ箱は無くなるし、大阪の交通規制も半端ない。
日本は世界で一番安全な国だと思うけど、最近は高齢者の暴走など、ありえない事故も頻発している。銃はなくてもクルマも立派な兇器だ。
先日のブログでも書いたが、
環境側面についての新たな課題も提示された。
プラスチックごみによる新たな海洋汚染を、
2050年までにゼロにする目標を共有したと明記された。
プラスチックも化石燃料が原料であり、もともと燃料としても使えるはずであるが、CO2削減に反するため、今ではプラスチックを燃やしてエネルギーを回収するサーマルリサイクルは、リサイクルと認めない傾向にある。
そのため、日本国内では建前上は廃プラスチックは分別・洗浄・溶かして再利用することになっているが、それではコストがかかり過ぎる。結局は海や山に捨てられるプラスチックが多くなっている。
数年前まで、人件費の安い中国で分別してリサイクルされているという立て付けだったが、PM2.5の状況をみるとほとんど燃やされていたようだ。
プラスチックのカロリーはほとんど石油と同じ、燃やして発電すれば、その分化石燃料の使用量を削減できると思うのだが、これには補助金が出にくい。
そもそもアメリカ中国ロシアの大国は、広大な乾燥地域(無人の)があるため、ごみはそのまま、埋め立て処分される。→海に捨てることはない
海洋ごみの問題は、日本や韓国、マレーシアなどの海洋国の問題なのである。
プラスチック問題は新たな
環境ビジネス
になることは間違いない、
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