数年前から、
物流倉庫のCO2削減ポテンシャル診断の現地調査に伺う機会が増えた。
倉庫業は、
自社でトラックも所有して、
自前の物流体制を構築されている企業がほとんど。
CO2排出量では、
倉庫の空調設備よりも、
トラックの燃料の方が断然多い。
ところが、
環境省のこの事業でのスキームでは、
事業所の敷地外でのCO2排出量はカウントしない。
日本全体のCO2排出量の総計を計算しているので、
ダブルカウントしないためかもしれない。
Amazonなどの通販の盛隆で、
トラック輸送のニーズは高まるばかり
しかし
トラック業界こそ、
人手不足で物流が行き詰っている。
その人手不足とCO2削減を一挙に解決する方法がこちらだ
一度に運ぶ量が倍になるので
人を増やさなくても、仕事を増やせるし、
規模の論理で省エネも実現する。
日本は道が狭いので
こんなトラックを運転するのは
かなりのテクニックが必要だろう。
ときどき、
国道3号線などで見かけるが、
安易に追い越しなど試みると、
想像以上に長いので、
対向車にぶつかりそうになるぞ。
この連結トラックは
一般道では追い越し禁止にしないと
えらいことなりますよ。
環境省の補助金は、
一般の車種との差分の1/3とかセコイ設定が多いのだけれど、
この補助金は
導入費用の1/3と有利になっている。
でもドライバーの給料も倍にすべきですね。