コロナの感染拡大は、一応ひと段落したと思われる。
政府、自治体による自粛要請は、緊急対策であり、これで問題が解決したわけではない。再びの感染拡大を阻止するためには、これからの恒久対策が重要である。
業種ごとの「新しい生活」の指針がでているが、
飲食店やライブハウスで客の間隔を1m以上開けるなど、現実的に実施可能であっても、採算性という面では不可能な取り組みと言わざるを得ない。
特に、換気の悪い場所に長時間滞在することが、ウイルスを大量に被ばくすることになり、感染リスクが高い。
しかしながら、真夏や真冬に窓や入口を全開して過ごせるほど、日本の気候は甘くない。
じゃあどうするか?
室内の空気を入れ替えて、室内の熱(冷気)を逃がさない方法は
熱交交換機能の付いた高機能換気扇を導入
するのがベストだ。
この換気設備は1台で100万円近くするけれど、感染対策で最も怖い、クラスターを防いでくれる。
コロナ不況で、金融機関から融資を受けている企業も多い、
しかし、借金は返さなければならない。
今回のコロナ不況は、
補助金を最大限に活用すべきだ。
中小企業の補助金には、化石燃料の削減が目的の補助金と、生産性を向上させることが目的の生産性革命の二種類の補助金がある。
今回は、この生産性革命の補助金には、補正予算で増額され特別枠も設定された。その上、採択者には50万円まではマスクや消毒液、パーティションなどは100%の実費で支給される。
事業継続意欲のある事業者なら、今年は必ずチャレンジすべきだ。
また、環境省から
大規模感染リスクを
低減するための
高機能換気設備等の
導入支援事業
公募期間:~令和 2 年 7 月 10 日
これが、高機能換気設備の補助金で、
換気設備に1,000万円まで
また、それと同額までの空調設備とLED照明が補助対象になる。
補助率は2/3~1/2となっている。
これからも、事業を続けていくなら
この設備投資は、他者に差をつける切り札になるだろう。