IT導入に積極的でない経営者は引退せよ

IT導入補助金補助金の説明会が、
全国10都市で4月に開催される

タイトルは

IT導入で商売繁盛
プラスITフェア

IT導入補助金の一次公募の〆切日は
今月の28日になっているので、

開催が4月ということは、
確実に二次募集が予定されているハズ。

中国地方は広島で開催されるが、
九州では福岡ではなく、
熊本で開催されるのは震災復興か?

中小企業白書によると、
中小零細企業はITの活用が進んでいる企業は
収益性が高いという調査結果が出ている。

この分析自体は
当然のことだと感じるが、
それではなぜIT導入に差が出るのか。

それは経営者の
資質の問題だ。

経営者が自ら
最新技術に興味を持って
操作方法を習得できなければ、
IT導入は成功しない。

ITは経営者のためのツールであって、
そこで働く従業員のためにはならない。

IT導入によって、
従業員の専門性(属人性)は失われ、
働く人の数も減らされる可能性がある。

今回のIT導入補助金の予算は
補助金だけでなく、
このようなフェアにも使われている。

東京の会社が委託されて
全国で開催しているが、
こんなことで中小企業に
ITが導入できるほど簡単じゃない。

私の経験から言わせてもらうと、
中小零細企業の経営者の意識改革は不可能で、
従業員も経営者がIT導入に
積極的なことを望んでいない会社が多い。

かって
私がある経営者に
パソコンの使い方を指導していたら、
その会社の部下から
経営者の仕事はそんなことじゃないので
やめてくれと言われたこともある。

ハッキリ言うと

ITに苦手意識がある経営者は
引退してもらうしかない。

ITはツールを導入するだけではなく、
経営者自らが
使いこなさなくては全く意味がない。

自分が使わないつもりでITを導入すると、

社長の代わりに
入力したり、プリントアウトする事務員を
増やすだけになってしまう。

 

技術コンサルタントの仕事は
報告書の作成やシステムの構築より

クライアントの教育の方が
ウェイトが大きいのだ。

経営者は
自分で体験したことしか
信じない人が多いから
目の前で実演して
見せないと信用してもらえない。

補助金も実際にもらわないと
価値がわからない経営者が多いんです。

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