省エネ補助金は、
環境省系と経産省系の大きく二つに分かれる。
そのどちらも、
照明設備については、補助対象外になった。
10年前から、
省エネ補助金の設備で最も多かったのは、
蛍光灯からLED照明への更新であった。
事務機器のメーカーなど、
法人営業のある会社でもLED照明を補助金付きで売ってきた。
ところが、
LED照明の価格は、
最初のころに比べると1/5ぐらいで、
明るさなどの性能も蛍光灯とほとんど遜色もなく、
新築案件はLEDが当たり前、
今や、補助金を貰えなくても、
LED照明に改修するのが常識である。
未だに、LED照明の更新提案に、
費用対効果とかの資料を求めるクライアントも存在するが、
私に言わせれば、
そんなことは自分の頭で考えろ。
と言いたい。
蛍光灯は水銀の問題もあって生産中止
になるのだから。
ところで、
表題の最も補助率の有利な省エネ補助金について、
SIIのエネルギー合理化の補助金で、
BEMSを導入して、エネマネ事業と契約すれば、
補助率が1/3から1/2にアップされるというスキームで、
エネマネ補助金
が最も有利とされてきた。
ところが、
レジリエンス強化型ZEB支援事業
では、ZEB化に取り組む新築および改修工事に2/3の補助金が出る。
国は、建築物の断熱性能の向上に積極的に取り組む方針だ。
日本の建物は、設計段階から、イニシャルコスト(建設費)を重視し、ランニングコスト(維持管理費、エネルギーコストなど)を軽視してきた。
公共工事などは、
入札で建設費の安い業者に発注するので、
当然省エネ性能は無視されてきた。
ところが、空調設備が当たり前のようになった現代では、断熱性能が悪ければエアコンの負荷が高く、電気代もかかる。
これからの省エネ補助金は、省エネ機器の導入に加えて、太陽光発電、断熱改修をセットにしてZEBを目指すのが最も補助率の高い事業となる。
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参考