来週連休明けから、福岡と山口で営業のため、
朝から高速道路で福岡に向かっていた。
高速道路は30%割引を狙って、
福岡広島間の移動は休日か深夜になる。
タバコをやめて、
サービスエリアでの休憩は途中一回。
冬はタバコを吸う人にとって辛いですね。
SAでも喫煙所は端っこです。
佐波川SAは左から入って、
高架橋を渡って大きく右に180度まわった反対側にある。
ところが、
その進入路のカーブの所に車が一台止まっている。
前にもう一台JAFのレッカー車だ。
その二台の車を避けて、SAで車を止めた。
そして、
吉野家で、天丼とざるそばセットを頂いた。
トイレの後で、車に戻ろうとすると、
先ほどの車が3人がかりで押されている。
よく見ると、
車は日産のリーフで、
近くに電気の充電スタンドがあった。
家族連れで、乗員は寒い外に出されていた。
おそらく、オーナーは、
2度と電気自動は買いたくない
と思ったに違いない。
私も過去に、
高速道路上に故障で停車したことがあるが、
かなり恐ろしい経験だった。
ましてや、
充電切れでどこで止まるかわからない状態で
走る心境は察するに余りある。
電気自動車の走行距離は、
特に冬の暖房時期は極端に悪くなる。
普通のエンジン車なら、
暖房はエンジンの熱で賄う。
(コージェネですね)
電気自動車を実用化するには、
高速道路に非接触充電のインフラを
整備しなければならない。
一般道はまだしも、
高速道路でトラブルの場合は、即重大な事故につながる。
あのスケバンタレントも、
雨の中、車が横転して車外に出た所を
他の車に当たって亡くなっている。
現在の電気自動車では、社会インフラが追いついていない。
水素自動車にしても同様だ。
人口減少社会で、
社会インフラに二重投資はできない。
どちらかに賭けて、未来を見る力が必要だ。