昨年までは、太陽光発電の固定買取制度で、
太陽光発電所を作ると、20年間、確実に
年利10%以上の利益が出るので、
銀行からの融資が下りた。
今は、買取価格が下げられ、
採算ラインぎりぎり
大きく、投資額が減少している。
今、広島でもマンション建設の
ラッシュが起きている。
銀行の融資が出やすい状況のようだ。
不動産屋の友人によると、
オフィスビルだと、空室率を50%と想定した金額しか
融資が出ないが、住宅だと25%と想定してくれるそうだ。
しかし、
人口減少社会で住宅需要が続くとは思えない。
都心にマンションが増えれば、
郊外に空き家が増える。
そして、先週の
マイナス金利
国は、補助金で設備投資を促したいようだが、
自治体は財政赤字で、補助率2/3であっても、
自前のお金がない。
省エネ設備投資は、
初期投資があっても、数年で回収できる。
しかし、役所には、ランニングコストの削減という
概念が存在しない気がする。
中小企業のオーナーは
エネルギーコストに敏感だが、
財政基盤が脆弱な中小企業には
銀行がお金を貸さないので
補助金があっても、設備投資が進まない。