タイトルだけでは
一般の人に何のことかわからない
少なくともゴーグルかけて
どうこうってことじゃない
先日、執行団体が
一般社団法人
環境共創イニシアチブ
(SII)に決定した。
平成29年度概算要求額
60.0億円(昨29.5億円)
昨年から予算が倍増された。
事業の内容は
高度なエネルギーマネジメント技術により、需要家側に設置される蓄電池や再生可能エネルギー発電設備など、分散して存在するエネルギーリソースを遠隔・統合制御し、あたかも一つの発電所(仮想発電所:バーチャルパワープラント)のように機能させることで、需給調整に活用する実証事業
従来、電力の需要調整は
電力会社側(供給側)による制御で
需要家が必要なだけ発電所を作る
というやり方しかなく
非常に切迫した時は
日立や三菱の大規模工場にお願いして
需要を調整する場合もあった。
しかし震災を契機に
アメリカの事例を
役人が勉強して
アグリゲーター事業という
電力会社の新しい形態を
日本にも導入しようと試みている。
いわゆる
デマンドサイドマネジメント
である。
需要家側を制御することで
発電量の不足を解消しようとするものだ。
電力が不足した時に
まとまった需要家が節電して
その分の電気を売ったことにして
お金をもらう仕組みである。

