ドイツのボンで開かれている
COP23
国連気候変動枠組み条約
第23回締約国会議
において、
2017年のCO2排出量が
2%増加する見込みと発表された。
数年前に頭打ちして
CO2排出量もピークを越えた
と思われていたのに、
再び増加に転じたようだ。
地球は温暖化していない
というテレビや
マスコミ関係者には
地球温暖化懐疑論者の方が見られるが
トランプ大統領も含めて
科学がわからんやつに
世論を左右されちゃいけない
化石燃料の燃焼により
CO2の排出量が
増加しているのは事実
急激な環境の変化には
地球状の生物はついていけない
過去にも大絶滅は存在している
東日本大震災までは
原子力発電が
温暖化対策の切り札
と信じられていたが、
福島原発のメルトダウン以来
放射能が最大の環境問題
となり、
国の予算も大きく変えられ、
地球温暖化対策の意識も後退した。
しかし、
世界の環境問題をリードするのは
ドイツを中心としたヨーロッパの先進国
それが、
脱原発で再生可能エネルギーに力を入れると
日本も固定買い取り制度を導入し、
後を追った。
この数年は、
日本の再生可能エネルギーによる
発電の設備容量(=能力)は
30%近い伸び率
しかし、
日本の再生可能エネルギーの
発電コストはまだまだ高い。
なんと世界で一番安いのは
2016年の
アラブ首長国連邦(UAE)における
太陽光発電の入札案件で、
入札価格は2.42セント/kWh、
日本円で1kWhあたり3円
キロワット3円で電気を売る
もちろん規模の原理で
巨大な発電所が単価も安くなるのであろう。
それにしても、
原発の発電単価が5円と言われ
火力だと10円以上と
信じさせられていた身としては驚きだ。
グリーンテクノロジーは
環境情報の見える化技術で
持続可能な社会の構築に貢献する
という理念のもと
たとえ
アメリカがパリ協定から脱落しても
地球温暖化問題から逃げられるわけじゃない。
資源のない日本こそ
技術を資源としてエネルギー大国を目指そう。