先日、広島県の
自動車部品メーカーから
省エネ補助金についての相談があり、
工場を訪ねました。
その会社は上場企業で
待合室に「上場の木槌」が
飾ってありました。
そこでの会話で、
担当者からの質問が
表題の言葉です。
今まで、研究開発系の補助金は
いくつか採択になり取り組んできたが、
省エネに関するものは経験がない、
そのため、
ノウハウを提供していただける
コンサルタントを探している。
先方も、
いろいろ省エネ補助金の
制度や種類については、
調べていたみたいです。
製造業が使える、
最もメジャーな省エネ補助金である
平成27年度 エネルギー使用合理化等
事業者支援補助金
について、説明しました。
担当者は、
いろいろな補助金に対応してもらいたいし、
自分で調べて
沢山の補助金があるので
混乱されているのだと思います。
でも
補助金の勉強をしたいのですか?
それとも補助金に採択されたいのですか?
たしかに広島県も
事業者向けのいろいろな補助金を
出しています。
しかし
国の補助金と県の補助金は
たとえて言えば大巨人と子供です。
ここに、
広島県が出している補助金と
経済産業省の補助金を
比較した表を示します。
なんと広島県は
保育園と幼稚園のみ
しか対象にしてません。
そして、補助金の上限は500万円。
こんな制度を
世界一の自動車部品を作っている
工場の担当者が知っても
何にもなりませんから、
そして、公募期間は
年一回です。
ターゲットを絞って
しっかり準備しましょう。
ちなみに、国の上限は50億円です。