関が原の勝敗を分けた戦う前の戦略

司馬遼太郎 原作の
「関ヶ原」の映画を見に行った。

話は日本人なら誰もが知っている内容だ。

戦いのシーンはとても迫力があって、
最近予算の少なく、
合戦シーンの少ない大河ドラマに
満足できない方には最高の作品だ。

ただし、
登場人物の説明はないので、
ある程度基礎知識がないと、
誰が誰なのかぜんぜんわからない
という事になりそうだ。

残念なのは、
主役のタレントさんのセリフが
早口で聞こえにくい。
(この人、テレビの印象で官兵衛にしか見えん)
家康役が
演技力抜群のベテラン俳優なだけに比べてしまう、
やっぱり役者が本業の方とは、
修行量が違うのではと思う。
アイドルと思ってた架純ちゃんは、
動作が素晴らしく、さすが本業の役者さんだ。
他には、
大谷刑部役の方のメイクが
ゾンビ映画みたいで好感持てた。(笑)

絵的には海外でも通用しそうだけど、
ドラマの内容が外国人には理解できないだろう。

この映画の中では、

勝敗を分けたのは

秀吉の正室ねねが徳川についたから
という話になっている。

小早川秀秋は最終局面で、
三成に味方するように指示するが、
部下が反対に動いた。

天下分け目の決戦は戦う前から、
徳川の戦略が勝っていたのである。

戦国大名は、
常に生き残りを賭けて、
リスクを取った。

現在の企業も、
戦国時代と何も変わらない。

戦いに敗れれば、
倒産するリスクがあり、
他の企業に吸収される場合もある。

戦わなければ
時代の変化に取り残されてしまう。

今、順調であっても

常に新規事業や
設備投資を続けていなければ、
競争力はなくなる。

中小企業の補助金獲得は、
申請しても採択されるという保証はない。

そこには、

審査という戦いがある。

しかし、
補助金申請も戦略により

戦う前に勝つことができる。

補助金コンサルタントは
戦国時代で言えば
クライアントの軍師みたいなものだ。
(この映画の中では、情報を収集する忍者かも)

補助金を獲得するには、

専門家のアドバイスに耳を傾けていただける
信頼関係がなければならない。

どんな中小企業にも、
高い可能性で採択される補助金はある。

補助金は返済の必要のない資金

事業拡大のためには、
設備投資の補助金を活用することが絶対有利だ。

なぜなら設備投資こそが、
会社を持続可能にする唯一の方法だから。

老朽化する施設には
明日はない。

□なお、
設備が壊れてしまってからでは、
省エネ補助金は申請できませんのであしからず。

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