企業の環境経営やグリーン経営というキーワードで検索される本は、ほとんど購入して読んでいる。
その中で企業は、なぜ環境経営に取り組むのかについて、書かれている。
主な理由は、以下の3つである。
・業界のリーダーとしての社会的責任と企業のイメージアップ
・コスト削減につながり、儲かる
・法規制や業界の自主行動計画による
本当にこれだけだろうか?
地球温暖化の危機が実感され、世界中で温室効果ガスの削減が求められてる中では、エネルギー消費の大小に関わらず、CO2削減に取り組まない企業は、社会的責任を果たしているとは言えないのではないか?
特に、その会社の製品自体がエネルギーやガソリンを消費するものであるならば、そのCO2排出量を最小化することは、自社の商品の優位性を示すことにもなる。
だから、環境負荷の大きな企業こそ、積極的に省エネや環境経営に取り組んで、市民から「環境にやさしい企業」と思われる必要がある。