広島市省エネ機器導入事業と自家消費型太陽光発電

先日、広島市の省エネ機器導入事業の事務局がプロポで決定した。

この結果を見ると、本命はJTB広島支店だったのに、逆転でパソナに決まったのではないかと推理できる。
その理由は、審査委員に経済観光局の部長・課長が名を連ねているからだ。
旅行会社は、コロナ禍の中で、売上が1/10以下に激減し、自治体のPCR検査場の設営などの仕事を受注して食いつないできていた。今回の運営事務局も予算20億のうち事務局費が1億円近くになっており、優秀な人材を抱えているのに、海外旅行のツアーが激減して苦しむ旅行代理店に取っては喉から手が出るような案件だったハズ。
でも相手がパソナとは、パソナはコロナの支援金で史上最大のお金配りをやった会社、国の補助金の執行団体の実績は民間企業で飛び抜けて一番。実績点が重視されるコンペで予想外の逆転となったのではないだろうか?

以上は、私の勝手な憶測なので、あしからず。

ところで、連日エネルギー価格の高騰に苦しむ企業からの、「太陽光発電導入」や「電気代の削減」に関する補助金申請の相談があり、オンラインやリアルで1日2回以上の打ち合わせが続いている。
打ち合わせでは、できるだけ相手の状況を知ることが大切と思い、自分に

ヒアリング

ヒアリング

と言い聞かせているのだけれど、ついつい喋りすぎて、すっかり疲れてしまう。

一番多いのは太陽光発電の相談だけど、いろんなお客様から見積もりを見せていただくが、太陽光発電の見積もりほど不思議なものはない。仕様も値段も各社バラバラ。


太陽光の業者は10年以上、全量売電のFITを前提に仕事をしてきたので、現在の自家消費型には標準形がない。

省エネでも省エネ診断が必要なように、
太陽光発電にも太陽光診断が必要なんじゃないだろうか?

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