中東でのタンカーへの攻撃で、自衛隊を派遣することに、共同通信社の電話調査では57%が反対しているという。
エネルギー問題は他人事じゃない。
日本のエネルギーは大部分を中東に依存している。
石油については90%以上が中東の国から輸入している。
原子力発電所の再稼働が厳しい状況において、日本のエネルギーは化石燃料への依存度を大きくしてきた。
人類の歴史は、エネルギー資源の争奪による戦争の歴史であり、先の大戦も結局は日本国内に石油がないために追い込まれたと考えることもできる。
エネルギーは利権のなかでも最大のモノである。
中東の平和を維持できなければ、日本は破滅しかねない。
現代の人間生活に欠かすことのできないものは、電気である。
地球温暖化問題だけでなく、日本の安全保障を考えると、再生可能エネルギーで発電することが理想形である。
しかし、現状では再生可能エネルギーで10%もカバーできていない。
せめて、日常の生活だけでも太陽光発電でまかなえれば
江戸時代よりは、ましな暮らしができるだろう。
消費電力と自家消費の電力が計算上ゼロになる建物をZEHゼロエネルギーハウスとかZEBゼロエネルギービルとして、国が補助金を出している。
グリーンテクノロジーはZEBプランナーに登録されました。
しかし、単独の建物で、ゼロにすることに意味はない。
地域全体としてのゼロエネルギーを目指すことこそが、自立可能な社会である。
グリーンテクノロジーは、科学者の研究成果を信じている。
過度に不安を煽ることは、よくないと思う。
しかし、まったく科学者を信じない人々は、どうだろうか。
人類は、このクライシスを乗り越えることができるだろうか?
グリーンテクノロジーは、地球環境を本気で考える集団でありたい。