環境問題は都市への人口集中が原因である。
人口が集中すれば、その負荷が自然の浄化能力を超えて環境問題を生む。
産業革命以降、工業化により、
大気汚染、水質汚染、水不足、廃棄物問題などの環境問題が顕在化した。
18世紀の工業都市の生活環境は劣悪であった。
都市への人口集中は生活環境の悪化を生み、
そのため人口は分散する。
と、昔に考えた人もいたが、
これらの問題は、科学技術の進歩、政府の規制強化により、改善されてきた。
生活環境の悪化という制約条件がなくなれば、建物の高層化と交通インフラの発展により、より都市への人口集中が加速する。
しかし、今回の新型コロナウィルスにより、人間が過密に生活することのリスクが浮き彫りになった。
しかも、人間の移動がグローバル化され、感染が一気に世界に広がった。
一つの地方の風土病が、地球全体の伝染病になった。
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世界は、
国ごとに自立し
分散すべきか?
人類は
地域内循環社会に
戻るべきか?
今回の新型コロナウィルスのパンデミックは、地球規模の環境問題と考えることができる。
今、各都道府県で行われてる感染経路の探索は、昭和の頃の海外旅行や出張が少なかった時代の感染病対策で、人の移動が増加し、かつ高速化した時代には意味がない。