今回のコロナ対策の中小企業向けの補助金は、従来から実施していた「ものづくり補助金」のルールを変更して、コロナ関連の取り組みについて、補助率をアップしたりしているだけで、上限金額は1千万円と変わらない。
中小企業といえども製造業の場合は、一台で、一億円以上の機械もある。
特に今ニーズの高いフェイスシールドを作るレーザー加工機は高価だ。
マスク補助金には一件数億円の補助金を出したけれど、マスクは中国から大量に輸入されて、先行き過剰な設備になることは火を見るより明らかだ。
レーザー加工機なら汎用性があるので、ほかの用途にも使えるだろう。
話がそれたけれど、従来の補助金の枠組みを少しいじった程度の補助事業では、いま最悪の状態である飲食業や旅館業の復活にはつながらないと思う。
環境省の予算で上がっている。
大規模感染リスクを低減するため高機能換気設備等の導入支援事業
不特定多数の人が集まる飲食店等の業務用施設に対して、換気設備をはじめとする高効率機器等の導入を支援することにより、新型コロナウイルス等の感染症の拡大リスクを低減するとともに、業務用施設からのCO2排出量を削減する。
【補助】
○補助対象設備:高機能換気設備、空調設備等
○補助率:
① 中小企業が運営する不特定多数の人が利用する業務用施設(飲食店等):補助率2/3
② ①以外のその他業務用施設:補助率1/2
という事業は、対象設備は高機能換気設備、空調設備等となっているが、噂ではLED照明も対象になるらしい。高効率機器等と書いてあるところに期待したい。飲食店はまだまだLED照明が普及しているとは言い難く、少しでもランニングコストを下げるためにはLED照明に更新すべきだ。
この時問題になるのは、
設備は大家持ちで、電気代は店子が払う
という社会習慣である。
ここは、テナントの価値を上げる効果もあるわけだから、テナントオーナーがお金を出してほしいものだ。
ところで、高機能換気扇とは、熱交換器により室内の空気を外に出して、熱は逃がさない仕組みなのだけど、実質
ダイキンの一択
https://www.daikinaircon.com/va/kinou1/
ということだろう。
いつもブログを拝見しております。一点教え下さい。高効率換気扇はダイキンの一択との事ですが、三菱ロスナイと比較してベンティエールを推奨される点を教えて頂きたいです。
返信遅くなって申し訳ありません。
ロスナイも性能的にそん色ないと思います。
ただ、ダイキンの販売会社は補助金営業に積極的ですが、三菱系は動きが遅い気がします。