東広島市が国の補助金に上乗せ1,000万円

以前お伝えした、大阪市の補助金上乗せ制度に続き、なんと広島県の東広島市でも、国の生産性革命推進事業補助金に上乗せして優遇する制度を実施している。

国が1/2の補助金を出したら、残りの1/2の1/2の補助金を東広島市が出す。
補助金の上限は、それぞれ1千万円であるから、対象経費が3千万の時が、国から1千万円、市から1千万円で補助金額が最大になる。

1 概要

国の生産性革命推進事業を活用して、地道な販路開拓や設備投資など、前向きな投資を行う、中小企業、個人事業主等の支援を目的とし、国の補助金に上乗せし、活用を促進するものです。

2 対象者(次の全てを満たす者)

  • 国の生産性革命推進事業の各補助金で採択され、補助金の確定を受けた者
  • 東広島市内に主たる事業所を有する者
  • 市税の滞納がない者

3 対象事業

  • ものづくり補助金。 中小企業・小規模事業者が、新製品や新サービス提供のための機械設備購入やシステム構築にかかる費用の一部を助成
  • 持続化補助金。 小規模事業者が、コロナ対策その他店舗の改装、ホームページ作成、チラシ・カタログの作成など販路拡大や生産性向上に取り組む費用の一部を支援
  • IT導入補助金。 業務の効率化などの付加価値向上につながるITツール導入を支援

東広島市は、広島市から広島大学が移転してから市街化が進み、また高速道路のICの近くに工業団地もあり、空港も近い。

このように、国の補助金に採択された事業者に上乗せで補助金を出すことは許されるのか?

このやり方のメリットを上げると

  1. 市町によって補助金の割合が額がことなり、事業者が有利な場所に移転する可能性がある。
  2. 補助金制度で一番面倒な採択者の決定を国の仕組みに委ねられる。
  3. ベースに国の補助金があり、それに上乗せするので、あたかも自治体が大きな補助金を出しているような感じがする。

ということだ。
アフターコロナで
地域間競争の時代になったと言えるだろう。

広島県も小規模事業者持続化補助金に独自の上乗せをしたけれど、これは一件の金額が10万円以内でショボかった。

しかし、今回の東広島市の大盤振る舞いには驚きだ。

東広島市の事業者は是非チャレンジしていただきたいし、グリーンテクノロジーに依頼いただければ、全力でサポートします。

グリーンテクノロジーは中小企業の補助金申請を支援します。着手金10万円、成功報酬として補助金の10%~20%(難易度による)を頂きます。新規事業、再エネ・省エネ設備導入をご検討の際はご相談ください。

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