SDGsで市場はどのように変化するのか?

先週末は、SDGsビジネス総合研究所の村井理事長とSDGビジネスネットワークの立ち上げについて打ち合わせを行った。
既存のビジネスがSDGsによりどのような変化が起きるのか?
SDGsとは「だれ一人取り残さない」ことで、「よりよい社会を目指すこと」である。すべての人が幸せに生きる社会とは何なのか?この深い問いへの答えがSDGsである。

しかし、日本に於いて17のテーマのうちビジネスの中で最も市場に変化をもたらしているものは何か?

最初に思いつくのは、

7番のエネルギーをクリーンにと13番の気候変動対策であり、それを具現化するカーボンニュートラルである。すべての企業はエネルギーを消費してるので、この変化はすべての企業に降りかかってくる。
とくに、電力会社、ガス会社、石油関連企業にとっては死活問題どころか、今のままでは終了だ。

次に12番のつくる責任 つかう責任と14番の海の豊かさを守ろう からなぜか導かれる脱プラスチックだ。プラスチックが石油由来で燃やすとCO2が出るというのではなく、廃プラが不法投棄されて海洋汚染の原因になって、それをウミガメが食べて死ぬのが良くないという話だ。今ではプラスチックはリサイクルすればよいというステージから脱プラスチックでないと許されないというステージに来ている。

そして環境問題と関係ないけれど、5番のジェンダー平等が消費の傾向を大きく変えてきた。女性の社会進出で、昔オヤジしかいなかったおでん屋とか焼き鳥屋にも女性だけのお客さんが増えた。

SDGsビジネス総合研究所では、このようなSDGsによる市場の変化にどのように対応していくかについて学んでいけるSDGsマーケティング研究会を開催する予定である。

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